前回のおさらい
マウスを選ぶ際、「サイズ」「重さ」「ボタン」そして「価格」に着目するとよいと言ったと思う。それぞれについて簡単にまとめてみた。
「サイズ」→自分の手に馴染む大きさかどうかどうか。日本人なら余程大きな手の人でない限り、小さ目のマウスを選ぶと良い。
「重さ」→ゲームなどブンブン振る用途が多い場合は軽いもの。細かな作業が多い場合は適度な重さがあるものを選ぶ。
「ボタン」→最低でもマウスの側面(親指側)に2つ以上の任意に割当てられるボタンを有するもの。
「価格」→名前の知れたゲーミングデバイスメーカーの3,000円以上のもので上記の条件を満たすものは大体大丈夫。
この4点に着目して選んだ、自分のメインマウスを2つ。サブマウスを2つ。合計4つ紹介しようと思う。
SteelSeries/RIVAL 310
〈mac・仕事用メイン〉
良い点
❶マウスの高さの最高点が後方にあるため安定した握り心地で長時間使用しても疲れない形状。
❷左右のシリコン製グリップの感触の良さ、グリップ感。
❸重量88.3gという、軽くも重くもないちょうどよい重さ。
❹ソフトウェア(SteelSeries Engine)のmacでの挙動の安定性!
イマイチな点
見当たらない。本当に。。。
〈サイズ〉長さ12.7cm、幅5.7cm(前部)6.2cm(中央)7cm(後部)、高さ4.2cm
〈重量〉88.3g 〈ボタン〉6
〈価格(税込)〉¥6,591(Amazon/2020.10.23現在)
握った時に「おっ!」と思わせてくれるフィット感が最大の売り!
後方に高さの山がある形状とサイドのシリコングリップ、 エルゴノミクス形状。その全てが一つになっていて握った瞬間に「手の一部になる感覚」は秀逸。「オーダーメイドマウスか?」と思わせてくれるとても完成度の高い一品。正直このサイズと重さならゲームでもゴリゴリに使えると思う。
そしてもう一つ。macで使う際に絶対に注意して欲しいのはソフトウェア。
macでは、Razerの「SYNAPSE」は現在最新版の一個前「SYNAPSE 2」にしか対応しておらず、しかも英語版のみという状態。これが痛い。
また、rogicoolの「LOGICOOL G HUB」はご存知の通りダメダメなUIと不安定さはmac版でも健在。いやwin以上に不安定で使い物にならない。
それに対して、steelseriesの「Engine」は常に最新のものが安定的に使え、操作も直感的でわかりやすい。
これを使うとsteelseriesのファンになってしまうかも。。。
RAZER/VIPER
〈win10・ゲーム用メイン〉
良い点
❶左右対象で薄い形状なのに、なぜか握りやすい。
❷とにかく軽い。マウスの存在を疑う軽さ。
❸スイッチの反応速度が早い。そしてクリックが気持ちいいスイッチ。
❹とにかく握りたい!使いたい!そんなマウス。
イマイチな点
❶サイドボタンが若干小さめで押し難さあり。
〈サイズ〉長さ12.7cm、幅5.8cm、高さ3.8cm
〈重量〉69g 〈ボタン〉8(ただ両効き用のため側面ボタンは実質片方しか使わない。よって実質6ボタン)
〈価格(税込)〉¥6,800(Amazon/2020.10.23現在)
軽さと薄さからくる、なめらかな操作性がクセになる!
握っている感覚すら疑ってしまう軽さ。重心が低いため軽くても操作性は抜群。両効き用なのでサウスポーの人にも嬉しい。手が小さめの人には「VIPER MINI」という更に小さ軽い&安いモデルもあってRazerの優しさと商売上手さをうかがえる一品。
SteelSeries/RIVAL 95
〈mac・仕事用サブ〉
良い点
❶SteelSeries Engineが使えるマウスが3,000円以下で!?マジ?
❷そこそこ重いので安定感が良い。
❸ゲーミング特有のLEDピカピカがない。
イマイチな点
❶サイドボタンが小さい上に独特の形状でやや押し難さあり。
❷センサーの弱さを若干感じる動き。
❸左右のグリップ感が悪い。
〈サイズ〉長さ11.5cm、幅6.5cm、高さ3.4cm
〈重量〉122g 〈ボタン〉6 ※非LEDバージョンのRival100
〈価格(税込)〉¥2,840(Amazon/2020.10.23現在)
コスパ◎。最低限の性能をうまくまとめた入門用。
とにかく安価。期待せずに購入したら、即戦力だったマウス。欲を言えば左右にシリコン製のグリップをつけてくれたら最高だったのだが。。。LEDがピカピカしないのも個人的にはありがたい。見た目はチープだがこの値段を考えると文句は言えない。
Logicool G/Pro Gaming Mouse
〈win10・ゲーム用サブ〉
良い点
❶日本人の手にフィットする小型で掴みやすい形状。
❷スクロールボタンが硬く、誤作動の心配なし。
❸小さくて軽いのでブンブン振れる
イマイチな点
❶サイドボタンが最高に押し難い。
❷ソフトウェア「G HUB」がゴミ。旧ソフトウェアを使う他ない。。。
❸ボディが軋む(個体差あり)
〈サイズ〉長さ11.7cm、幅6.2cm、高さ3.8cm
〈重量〉85g 〈ボタン〉6
〈価格(税込)〉¥5,500(Amazon/2020.10.23現在)
手が小さい人向け。独特の形状がアグレッシブなプレイをサポート!
LogicoolGのマウスにしては比較的安価なのに、必要以上に高性能な小型マウス。センサーも最高水準のものを搭載。こんなにも至れり尽くせりなのに、ソフトウェアがゴミ過ぎるのとサイドボタンがおもちゃみたいな不遇な一品。剛性にも少し不安あり。
まとめ
いかがだったでしょうか。一応下記に僕がこれまで使用したマウスの一覧を掲載しておきます。どれも思い出深いマウスです。今では手に入らないものもあるので参考までに。。。
マウスは使って初めて自分に合ったものかどうかわかるもの。是非気になるマウスが見つかったら迷わず買って使い倒して欲しい。
●Apple Pro Mouse→初めて仕事で使ったマウス。おそらく15年前くらい。
●Apple Mighty Mouse→スクロールが乳首なアレ。軽くて使いやすかった。
●Apple Magic Mouse(ワイヤレス)→薄い重いのいいとこ無し。でも一番長く仕事で使ったマウス。
●logicool M705(ワイヤレス)→電池入れたら重過ぎる。。。でも左右ボタンの便利性を教えてくれた。
●logicool M590(ワイヤレス)→小さ過ぎて使い難いのに、なぜか憎めない。かわいらしいマウス。
●ELECOM EX-G(ワイヤレス)→エレコムは信じるな。とにかく〈惜しい〉マウス。
●logicoolG G603(ワイヤレス)→僕には大きかった。重かった。
●logicoolG ProGamingMouse→今もサブのwinで使っている。合格点マウス。
●Razer DeathAdder Chroma→「こいつが最強!」そんな時期もありました。
●Razer DeathAdder Elite→「こいつが最強!」思い込んでました。
●Razer Basilisk X Hyperspeed(ワイヤレス)→ワイヤレスを諦めるきっかけになったマウス。勉強させてもらった。
●Razer Viper→もう一度信じてみよう、Razerのこと。
●SteelSeries RIVAL310→とにかく完成度が高い。
●SteelSeries RIVAL95→値段設定間違えてない?
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